2012年12月26日水曜日

映画「ファースト・ポジション」は素晴らしい

ドキュメンタリー映画だと思ったが、クラッシックバレー好きとしては見逃せない。
バレエコンクール・ユース・アメリカ・グランプリに挑戦者5000人かフィナルへ300人が進むという。
そこから、各年齢別に金賞、銀賞・銅賞が選ばれる。
特別賞があったとしても10人かそこらだ。

選ばれてドラマがあったのか?
それぞれがストーリーを持って夢に挑んでいる事実には驚き、また感動した。
とにかく、バレエダンサーになるのは大変なことだと知る機会だった。
素晴らしい挑戦をする若者たちに乾杯!
幸あれ!

ジョアン・セバスチャンが英国ロイヤルバレエ団のプリンシパルになったら劇場で会いましょう。
ダンサーに黒人のバレリーナがいたら、ミケーラではないかと注目しましょう。

2012年12月19日水曜日

山本兼一著「利休にたずねよ」

主人公は、利休が大切にしている「緑釉の美しい香合の小壺」
なぜその香合が利休の手元にあり、誰にも見せずに愛しむように懐に温めているのか。
そこに行き着くのに時代を逆順をたどっていく手法が採られている。

体格がよく金持ちのボンボンが惚れた高麗の美女との経緯。
千与四郎が千宗易になり、千利休になり切腹をするまで。
そして、香合の行く末。
最後を先に読みたくなるのを我慢して読み続けるのは苦労しましたよ。
新しい利休像を見させて貰いました。

2012年12月16日日曜日

シドニィ・シェルダン著「ゲームの達人」

他出の帰りに梅田・紀伊國屋書店に寄った。
「ゲームの達人」を買うためだったが売れてしまっていた。
月初めに寄ったときはあったのにと尋ねると「人気があります」と。

最近、5年生の孫が読書に夢中だという。
以前に読んで面白かった「ゲームの達人」をプレゼントしたいと思った。
南アフリカを旅行した時の景色が強烈に浮かぶ本だった。
砂漠の中の泊まったホテルの前には鉄道の廃線が砂に埋もれかけていた。
自分の観たものを元に気に行ったからといって・・・・
本を手にした時、5年生に向くか向かないか迷って本を元に戻したのだった。

思い立ったが吉日を忘れていたなあ。
注文をした。
今日はシドニィ・シェルダンの「金の成る木」を買った。

2012年12月14日金曜日

日本画家「山口華楊展」

京都国立近代美術館で「山口華楊展」を見てきました。
山口華楊を知りませんでしたが阪急電車の吊り広告の黒猫が印象的でした。

頂いた招待券のどっしりした虎も威厳がありました。
無料招待券なのでヘッドホン500円を借りました。
黒豹、ライオン、馬、カラス、鹿、牛、猫、スケッチも展示してあり何度もスケッチをして本作にかかったことが解ります。
どれも本当に素晴らしくとても良かったです。
でも、展覧会は結構疲れます。
我知らず根を詰めているのでしょうか、見終わってポットのお茶を全部飲んで一息つきました。

 作品の中に青蓮院の大楠を描いた作品が2点あったので、帰りは実物を見ましょうと。
京都市美術館の裏の公園を散策しました。
初めてですが季節を変えて訪れたいと思いました。
都ホテルの見える山沿いに歩いていると明治・大正の元老山県有朋の別邸だった無鄰菴があったので見物しました。
明治時代の庭園と母屋、洋館、茶室です。

知恩院、青蓮院は東山トレイルを歩くときによく通ります。
威風堂々、大楠はいつ見ても長い年月を感じます。
見上げては感心するばかりです。

2012年12月9日日曜日

映画「菖蒲」 意味が分からん!

題名に惹かれた。
土曜日から始まる。
見たいと思っていた「桃さんのしあわせ」も終わりそうだ。
25分間隔で2本が見られることがわかってLet Go!

ある大女優の夫が癌で亡くなった。
映画デレクターの夫はオファーのあった映画に出ることを勧める。
出演した彼女の役柄は忙しい医師の妻で癌が見つかり余命いくばくもないらしい。
医師の夫は妻に告知はしない。
しかも二人の息子は亡くなったらしい。
息子のような若い青年と知り合い近づく。
女優の語りによる現実と撮影現場が交錯している。
夫の闘病に寄り添い眠るように見送った彼女。
彼女がなぜ、フラッシュバックするのかわからない。
また、劇中の医師の妻とその友人の関係もはっきりしない。
同じく、若者に愛情を感じているのか、息子を見ているのかも紛らわしい。

ラストだって変じゃない?
溺れた若者から逃れてずぶ濡れでタクシーで逃げ、撮影スタッフが混乱していた。
なのに、すぐ場面は変わり、溺れ死んだ若者を抱きしめて嘆いているところでエンディングだった。
一晩たっても訳が解らない。

2012年12月8日土曜日

映画「桃さんのしあわせ」

台湾の実話を、元にした話。
60年間、家政婦として過ごした家族に人生の終末を看取られる女性が主人公。
自分をわきまえながら、遠慮がちにその愛を受け入れる感じが気持ちをほっこりさせてよかった。
台湾でも老人施設が繁盛している現実、家族の崩壊、世界中で高齢化が進んでいるんだなあ。
前から観たいと思っていたので良かった!良かった!

2012年12月7日金曜日

笹本稜平著「還るべき場所」

山岳図書、私もハイキングやトレッキングが好き。
でも、怖いのは嫌い。
最初に主人公の彼女が登山中の事故で死ぬところから始まる。
若い女性が死ぬのは聞くだに辛い、他に同じような辛さはたとえ小説の中でも嫌。
読み進むうち、胸が苦しくなるような気分になった。
「どうなるの?大丈夫?事故が起きるんじゃない?」
先に末尾を少し読んで大丈夫を確認してから元に戻った。
切羽詰まる部分は流し読みしたりもした。
長い時間をかけて読み終わってホッとしている。

登場する人たちのそれぞれに真剣な生き様がいい。
物事を見つめる眼差しがいい。