2012年11月11日日曜日

帚木蓬生著「閉鎖病棟」

中学生の島崎由紀が産婦人科のドアを開ける。
元は明かされないまま、梶木秀丸の父親の復員して帰宅した話へ移る。
働けなくなった父親は役場の前で自殺して、丸井昭八の話に移る。
知的障害の昭八が納屋に火をつけて家をでる。

次の展開は閉鎖病棟なる精神病院へ移る。
そうか、病院内では症状に応じてそのような開かれた活動をしているのか。
院内での日常生活は生き生きしているんだなあ。

しかし小説は深い闇を覗くように悲しく続く。
開放的で明るいのにそこは閉鎖された場所。
そこに20年も30年もいることになる理由。

最後の秀丸の殺人に対する裁判の場面では涙があふれて仕方がなかった。
なぜ裁判?殺人?
とにかく凄い!本を読んで下さい。

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