2012年3月26日月曜日

高橋克彦著「炎立つ」1)

1巻~5巻、今5巻目を読んでいる。
正直1,2巻は読むのをやめようかと思っていた。
登場人物が多く混乱するし、時代背景も遠い遠い昔。
そして、中尊寺の金色堂は贅の限りを尽くした驕りに思えてもいた。
それに戦さ戦さ・・・・


その頃、NHK「歴史ヒストリア」を観た。
好きな番組なのでいつも見ているが、ちょうど本と同じ内容だった。
これをみて俄然読みたいと思うようになった。


それまでの登場人物のほとんどは滅びてしまうらしい。
生き残った遺児が、藤原清衡であり、前九年、その後の戦いで死んだ多くの陸奥の人々の魂を慰めるために建立したという。
そして、戦乱のない平和を願い平泉の町と作っていったという。


3巻の最後の辺りで気が重くなっていた。
戦争に続く戦争であり、切ないほど人々が死んでいく。
少し残したまま、4巻に進んだ。


4巻は胸に迫る迫力で一気に読んでしまった。
清衡が陸奥を平定してホッとしたし、人物も立派だった。
残した3巻を読んで5巻へ進んだ。


今、5巻を読んでいる。
世は秀衡に移り、泰衡が19歳に成長している。
そして、弁慶と源氏の御曹司、牛若丸が登場してきた。
これから藤原氏は滅亡へと至るらしい。
また、駆け引きの戦か?
ま、最後まで付き合いましょう。

それにしても、清原、阿部、藤原、平、源、北条連綿と戦は続くものだ。
多くの兵が死に、多くの作物が搾取されただろう。
織田、豊臣、徳川とさらに続いて・・・・


今、世界の紛争を嘆く私たちだけれど、どれだけ長く醜い紛争を私たちの祖先も続けて来たことか。
つい、最近まで日清、日露、第一、第2次世界大戦を・・


そして、国会の各党の抗争も醜い。
それには、国民の税金が使われている。
いつも、見守っている民を無視して行われている。
一番貧乏くじを引くのはいつも普通の人々。

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